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外国籍人材を海外から採用するプロセス:技術人文知識国際業務ビザ(COE)の流れ

  • career
  • Sep 16
  • 3 min read

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現役行政書士が海外にいる優秀な人材を日本に呼び寄せ、スムーズに就業開始するためのステップを解説します。


はじめまして、岡本行政書士事務所代表行政書士の岡本旭久二と申します。

この記事では海外在住の外国人材を雇用された際、どのように本邦へ入国し就業してもらうか、ビザの申請から入国までの流れをご説明します。



1. 海外人材を日本で雇用するには


海外にいる人材を日本で採用する場合、まず知っておくべきことは、外国籍の方は在留資格(通称ビザ)の取得が必要だということです。

在留資格の種類はいくつかありますが、日本の企業で働く際に代表的なものが「技術・人文知識・国際業務(Engineer/Specialist in Humanities/International Services)」です。


2. 技術人文知識国際業務ビザとは


• 日本で働くための一般的な就労ビザ

• 主にITエンジニア、研究者、翻訳者、企画・管理系、営業、マーケティングなどの幅広い職に対応

• 外資系企業や国内企業での専門職採用に最も利用されるビザのひとつ


3. 海外にいる人材の在留資格取得方法


海外にいる方は直接日本の入国管理局に在留資格を申請できません。

そのため、採用が決まった日本国内の企業が代理でCOE(在留資格認定証明書)の交付を申請します。


4. COE申請に必要な書類例


• 申請書

• パスポートのコピー

• 履歴書・職務経歴書

• 雇用契約書・雇用条件通知書

• 学位証明書・資格証明書

• 会社情報(会社概要、事業内容、就業条件など)


※国や職種、会社の規模によって必要書類は異なります。


5. 申請方法と注意点


• 企業のご担当者様が直接入管に申請することも可能ですが、入管は非常に混雑しているため時間がかかる上、書類作成も大変です。


入管での申請は通常、①入管職員の書類チェック、②書類提出、③書類受理という3つのステップを踏みますが、混んでいる日は①だけで2時間以上待つこともあります。

そんな日は朝9時に入管へ行っても、大体③が終わるころには外が真っ暗になってます。

ただ私たち行政書士はオンラインで書類の提出ができるため24時間事務所からスムーズに申請ができます。


• 弊社では、行政書士が書類作成から申請まで全て代わりに行う事が出来ます。ミスや遅延を防ぎ、スムーズに申請を進めることができます。


6. COE取得から入国までの流れ


1. 企業(または企業から依頼を受けた私たち行政書士)が入管にCOEを申請

2. 問題なければ通常2週間〜3ヶ月でCOE発行

3. 発行されたCOEを被雇用者の国へ送付

4. 候補者が日本大使館・領事館でビザ申請

5. ビザ発給後、日本へ入国

6. 日本で正式に就業開始



海外から人材を雇用すると聞くと、とても大変な手続きが待ってるように感じる採用ご担当者様も多いかと存じます。

ただ実際は申請書類の作成や申請は私たち行政書士が行いますので、受け入れ企業様は会社側の必要書類を揃えていただき、あとは海外より被採用者の方が入国するのを待つだけです。

私も過去5年で多くの海外採用案件に携わりましたが、殆どの採用ご担当者様が口をそろえて思ったより全然簡単だったとおっしゃりますし、一度海外採用を行った企業様は海外採用のリピート率がとても高いです。


JMDキャリア・ジャパンでは現役行政書士が在籍しておりますので、ご紹介からビザ申請までを一括してサポートさせていただきます。


JMD キャリア・ジャパン株式会社

東京都港区芝浦2‐8‐9JMDビル3F


岡本行政書士事務所

代表行政書士:岡本旭久二

東京都港区芝浦2‐3‐26‐703

東京行政書士会所属

 
 
 

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